送電線の建設
暮らしを、産業を、未来を支えるエネルギーの生命線
発電所と変電所、あるいは変電所間を結んで電気を送る鉄塔、電線などの送電線を建設します。
大量の電気を高電圧で効率よく送るために高い技術と信頼性が求められます。
-
鉄塔基礎工事
時には高さ100メートルを超える鉄塔。その立地は地盤も地形も気候も様々で、急峻で道路もない山岳地帯に建つものも多くあります。地震や台風にも耐え、長期間にわたって安全に送電線を支え続けるために、鉄塔の規模、地盤などに最適な方法で基礎工事を行います。
-
鉄塔組立工事
送電線を支える鉄塔は、等辺山形鋼や鋼管を使った部材を組み合わせて構成されます。条件に合わせて一つひとつ設計される鉄塔は、立地条件や高さに応じてジブクレーン、クライミングクレーン、台棒工法などを駆使し、熟練作業者たちによって組み立てられます。
-
架線工事
鉄塔と鉄塔の間に送電線を張りわたす架線工事。ヘリコプターやドローンを使用して細いロープをわたし、太いワイヤロープ、そして電線へと引き替えます。安全のために最適な弛みを持たせたうえで、電線同士の接触を防ぐスペーサ、振動防止や着雪防止用のダンパー装置を設置します。