TEPCO 関電工グループ

お知らせ

出羽幹線新設工事

2023年3月20日

ニュース・トピックス

500kV送電線の出羽幹線新設工事は、令和3年から本工事着手(鉄塔工事)しています。

再生可能エネルギーの系統連系増加に伴い、東北北部エリアの日本海側では500kV送電線ルートの整備が必要となっています。この出羽幹線は、新設される秋田県と山形県の主要設備を結ぶ長距離送電線です。亘長96.4km、鉄塔基数は232基、竣工予定は2032年度と、約10年に及ぶ大型件名になります。全7工区のうち、当社は6工区を担当しています。

林地開発、民有保安林、国有林のエリアがあるため行政との調整が必要となり、さらに猛禽類による工事中断や鳥海ダムとの工事の輻輳により工程が厳しい状況にあります。そしてなんといっても豪雪地帯のため12月上旬から4月は現場周辺に接近不可。10年に及ぶといえど、実質的には時間が随分と限られています。

そうしたなか、日々の業務のなかで疑問に感じたことは「○○は△△で大丈夫?」「□□だから△△で大丈夫!」と相の手呼称で1つ1つ解消しています。
「出羽幹線6工区で仕事ができることに感謝」を合言葉に、安全第一、自然環境に配慮しながら工事を推進して参ります。

 

 

雪深い現場事務所周辺(ただいま閉鎖中)