工事部
寺田 陸人
寺田 陸人2022年入社工事部
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充実した研修でスキルが身につく
文系出身ですがコロナ禍で文系向きの飲食、観光業界の将来性に疑問を感じたことから、どの分野にも欠かせないエネルギーである電力関連での就職を目指しました。当初は、理系・土木・電気などを専攻した同期に対してコンプレックスもありましたが、約3ヶ月の新入社員研修で電気工事の基礎知識や技術などを身に着けられ、配属された頃には差を感じなくなりました。2年経った今、この仕事を選んで正解だったと思っています。
鉄塔組立や架線工事だけでなく、樹木伐採や除草、付帯工事で道路を造成するなど、入社前には予想もしない業務もありますが、現場代理人や安全担当、技術担当など、そばにいる先輩社員の方たちが丁寧に教えてくれますし、一緒に新人研修を受けた同期とも連絡を取り合って相談したりできるので、着実にスキルアップできています。 -
仲間の安全を
守り段取りよく進める現在の仕事は送電線リニューアルに伴う工事現場での施工管理です。作業を行う協力会社の作業員さんたちを監督し、安全に関するルールが守られているか、仕様通りに施工されているかなどを確認しています。
専門的な技能を備えたベテラン作業員さんが多いので上からものを言うのではなく、作業を手伝ったり技術的なことを教わりながら、どんな苦労があるのか・どういう気持ちで取り組んでいるのかを理解し、信頼を得られるよう努めています。事故や不注意で大切な仲間が傷ついたりしないためにも、的確に判断して、段取りよく現場を動かせるようになりたいと思います。 -
頼もしい現場のトップを
目指す工事の内容、必要な資格や知識は現場ごとに少しずつ違います。山岳地にある今の現場では、急斜面での移動に使うモノレールの運転資格を取得しました。一つの現場に様々な業務があり、架線工事の大詰めなどはハードですが、後片付けなどの時期は余裕があったりと、メリハリがあるのもこの仕事の面白いところです。現場のトップである現場代理人が技術的なこと、協力班の調整、スケジュール、資材調達から予算まで、あらゆる業務を掌握し、現場を明るく盛り上げながら確実にプロジェクトを遂行していく様子はとても頼もしく、人として凄いと思います。自分もいずれは電気・土木の施工管理技士資格を取得し、現場代理人を務めるのが目標です。
就活生へのメッセージ
誰もが「自分に向いている仕事を」と考えますが、ピンポイントでそれを見つけることは大変です。
視点を変えて自分が求められている分野、できる仕事の中から選ぶという方法もあります。
当社は若い担い手を必要とし、真剣に育てようとする姿勢があり、努力や苦労が報われる会社です。
人生の分岐点である就職にあたり、ぜひ検討してみてほしいと思います。