工事部
横溝 イヴェス
横溝 イヴェス2022年入社工事部
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半世紀以上役立ち続ける鉄塔
タワーライン・ソリューションを選んだのは、現場見学をして鉄塔の力強さ、かっこよさに感動したからです。自分が関わった構造物が50年以上も存在し続け、役に立ち続ける、そして自分が頑張った証が長く残ることに、大きな魅力を感じました。
現在は新横浜駅付近で鉄塔の部材取替工事の施工管理に携わっています。電気が流れている状態での作業になりますので、充電部に作業員さんたちが近づきすぎない、部材が触れない、また仕様や設計通り施工されるよう監視するのが主な業務です。現場の作業員さんは年上の方が多いので、話しかけるときは「あのー」ではなく必ず「○○さん」と名前で呼びかけるようにしています。顔と名前をきちんと覚えることで相手を尊重する気持ちを伝え、信頼関係を強めることが重要です。 -
作業員との信頼関係
仕事で苦労したのは、電線の弛み具合が規定通りかをチェックする弛度観測です。弛みが少なすぎると鉄塔に余計な力がかかる可能性がありますし、弛みすぎると周辺の樹木や建物に触れたりして危険です。観測に適した位置を自分で見定め、架線作業を遅らせないよう迅速・正確に観測しなければならないので、緊張感があります。現場の人間同士がギクシャクすると安全面も施工品質も管理が困難になるので、みんなが気持ちよく働けることが一番大切です。職場の先輩方のように、心に余裕をもって、よい雰囲気を作れる人でありたいと思います。
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自分の強みを活かして
会社に貢献大学では、文理融合の学部でプログラミング・心理学・経済学などを広く勉強しました。報告書や設計図作成には理系の知識が役立ちますが、文系で培ったコミュニケーション力に助けられることも多く、施工管理は文系出身者に向いているかもしれないと感じます。
今では日本語の会話に苦労しませんが、自分は母国語がポルトガル語の日系ブラジル人です。言葉が通じない不安やリスクはよくわかるので、外国人の作業員さんとは積極的にコミュニケーションをとるようにしています。前現場にはベトナム出身の方がいたので、安全に関するポスターなどをベトナム語・スリランカ語で作成し、意味が通じるか確認して修正したものを掲示しました。英語も得意なので、将来は外国人向けに各国語の資料を作るなど、自分しかできない分野で会社のニーズに応える仕事をしたいと思います。
就活生へのメッセージ
就活について正解はないと思っています。
自分が納得するまで安易な妥協はせずに、ここならと思う職場にたどり着くまで追及して欲しいと思います。