
ハンガリーおよびチェコへは、2000年ゴールデンウイークに旅行をした。
訪問地は、ハンガリーの首都ブダペストからチェコの首都プラハまでの古都の旅で、バスで移動した。
オーストリアのウイーンには寄らなかった。
送電線の経過している場所は、ほとんど農地かまたは牧草地で、人家はほとんど無く何処もゆったりした感じの平地で、送電線用地の取得には比較的障害の少ない土地柄であり、設計者の思うままに通過しているようだ。
しかし、同一支持物に4回線架線されている多回線鉄塔が多く見られたが、線路の途中での分岐を避ける系統運用上の都合があるのかと思われる。
我が国では見られない、鉄塔形状の送電線が多く見られた。
なお、両国は隣接する諸国(オーストリア、ドイツ、スロバキアなど)との国際連係をしており、基幹系統の使用電圧は、400KV,220KVで、ハンガリーでは750KVも運用に入っているようだ。また、地方系統は120~110KVが使用されているようだ。